191:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 13:46 ID:JT1rlGxV
ちょっと長いけどお付き合い下さい。会社の後輩Aちゃんの結婚式の話。
3年付き合った彼氏とAちゃんが晴れてゴールインすることになった。
Aちゃんは凄くいい子で仕事も出来る。
彼氏はとても優しく真面目そうな資産家令息(イケメン)。
彼氏はとても優しく真面目そうな資産家令息(イケメン)。
小さい会社だから、もう会社中で我が事のように大喜びだった。
式には社員総出(+社員の家族)でお呼ばれ。
式中、結婚にいたったきっかけが披露された。
彼氏に腫瘍ができたことが発覚。
そのときAちゃんが彼氏に、
そのときAちゃんが彼氏に、
「もし悪性だったら結婚しよう、あなたに出来ることは全部したいから」とプロポーズしたらしい。
幸い腫瘍は良性で、検査結果を聞きに行った帰りに彼氏から、
「良性だったけど、結婚してくれますか」と改めてプロポーズしたんだって。
その話に一同和んでいたところ、
新郎友人席から馬鹿にしたような「ハッ」という女の笑い声。
新郎友人席から馬鹿にしたような「ハッ」という女の笑い声。
「バカじゃないの、もろ遺産狙いバレバレじゃん」。
見るとなんか荒んだケバ目の女が酔っ払ってグデグデしながら喚いていたわけ。
その後も、
「新婦の席見てみなよ、片親じゃん」
「この前みかけたら地味だった。嫁ぎ先に不似合い」
「新婦の席見てみなよ、片親じゃん」
「この前みかけたら地味だった。嫁ぎ先に不似合い」
挙句「不細工」などAちゃんをけなし放題。
その女の旦那さんらしい人が手を上げそうになってるわ、
うちの会社の後輩(若くて血の気が多い)が
うちの会社の後輩(若くて血の気が多い)が
「あんたにAさんの何が分かんのよ!」とか怒鳴りだすわ、もうぐちゃぐちゃの大騒ぎ。
と、ゴボゴボッ、ドンドンというような音の後に「あーあー」という女性の声。
声のほうを振り返ってみると、和装の美しい女性がマイク片手にすっと立っていた。
新郎のお母様だった。
192:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 13:47 ID:JT1rlGxV
「新郎の母でございます」と言って頭を下げるお母さん。場に緊張が走る。
しかし、ここから予想を超えたハイパーお母さんタイムが始まった。
お母さん、弁舌も爽やかに、ひとつひとつ反論を始めたのだ。
・母子家庭
両親が揃った家庭に育って犯罪者になる者もおり、片親の家庭で立派に育つ子もいる。
家庭環境は一要因に過ぎず、それで子供の全人格を判断するなど笑止。
Aちゃん家はお母さんも立派なキャリアウーマンで教養もあり、お兄さんも立派な青年。
協力し合って家庭を作ってきたA家はそんじょそこらの家より余程いい家庭であり、
娘(Aちゃん)も素晴らしいお嬢さんに育っている。
・Aちゃんが地味
確かにAちゃんに華美なところはなく、地味で堅実な女性である。
しかし我が家(新郎家)も堅実な生活を旨としており、浮ついた華美な暮らしはむしろ嫌っている。
新郎も小学校から大学まですべて国公立で、大学時代は学費以外仕送りもしなかった。
就職もコネを一切使わなかったし、現在も真面目に会社勤めをしている。
そんな我が家にAちゃんはぴったりであると考える。
・不細工
事実に反するので反論の必要はないと見なす。
・遺産狙い?
そもそもAちゃんの家も裕福であり、Aちゃんの人柄と併せて考えるとそんなことはありえない。
Aちゃんはとてもいい子で、自分たちのみならず親類にまで良くしてくれている。
病人がでれば有給を潰して手術に立ち会ってくれ、新郎の幼い甥や姪がお留守番になると聞けば
二人きりのデートの筈の日にちびっ子を誘って動物園に連れて行ってくれる。
我が家の財産を全部投じたとしても、今時こんないいお嬢さんがうちのボンヤリした息子に嫁いでくれるなら
むしろ収支はプラスであると我々は考える。
193:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 13:48 ID:JT1rlGxV
まさにリアル「はい論破」状態。
お母さんの話がまた上手いんだ、声も良く通るし。
お母さんの話がまた上手いんだ、声も良く通るし。
話しの最中から、新郎の親類席から国会みたいな「そうだ!」「よく言った!」などの声が飛び、
合間合間には拍手も起こってなんだか会場は一気に盛り上がり始めた。
お母さん、話し終わると横にいるエビス顔の紳士に「ん。」とマイクを差し出した。
紳士がひとこと「新郎の父でございます。ま、家内の申すとおりですな」と言うと会場拍手喝さい。
想像を遥かに超える形でトラブルは丸く収まった。
DQN女は椅子蹴り倒して出てった。
ロビーで「ご祝儀返せよテメエ!」っていう怒号を残して。
ロビーで「ご祝儀返せよテメエ!」っていう怒号を残して。
後から聞いたら喚いてたDQN女は新郎の大学時代の友人の奥さんで、ちょっとメンヘラっぽい人だったらしい。
旦那が単身赴任してる間にいろいろこじらせてたようで、旦那さえそんなことする女とは思ってなかったとのこと。
式終了後は、新郎新婦、その親たち、新郎の友人たち、その他いろんな人が頭を下げあってて異様な光景だったw
両家の母親たちが泣きながらひしと手を握り合ってて、ちょっと萌えた。
大事な後輩の式になんてこと!と最初は思ったけど、一部始終を見て、
ああこんないいお家に、大事にされてお嫁に行くんだなーと思ってちょっとうれし涙がでた。
194:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 13:56 ID:jhR7lZ6/
>>193
>旦那さえそんなことする女とは思ってなかった
単身赴任してて、一ヶ月にに何時間一緒にいられたんだって思うよ。
私は知らなかったんです、って言い訳にしか聞こえないよ。
DQN女が一番悪いが、その夫もDQNだと思う。
新郎のおっかさん、あっぱれだけど、結婚後もいい姑さんでいてくれますように。
195:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 13:57 ID:Ea+cucjU
これはスーッとする話。
DQN以外GJ!
DQN旦那がかわいそうだなぁ。
離婚したとか聞いてないの?
新郎新婦は幸せになってほしいなぁ
197:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/09/19(土) 15:05 ID:KMOw9aEh
ナイスですね~
胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(82)
コメント
コメント一覧 (21)
夫婦は独立した人格ですよ
kijyokatu
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kijyokatu
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kijyokatu
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単身赴任してて、じゃねーよ、単身赴任をさせたのがそのDQNだろうが。
夫婦なんだからついていくのが当たり前の所をお前だけ出ていけをやらかしたんだろがよ。
それでいて男が帰ってこないから悪いとかイミフすぎる。
DQN女本人じゃね?コイツ。
kijyokatu
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だいたい嫁の本性も把握してない奴が家にいたからってどうできる訳でもないし。
友人夫婦が家庭内で不幸なだけなら構わないがDQN嫁を外に出すなよ。
しかも一生に一度の式典に。
こいつが友人でさえなければDQN嫁なんか全く関係ない部外者だったのに。
kijyokatu
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kijyokatu
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野際さんだったら想像がつく
が、ふと思った
希林さんだったら・・・
kijyokatu
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kijyokatu
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カッコいいお姑さんがその後で母親同士で泣いてるのも可愛い
kijyokatu
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kijyokatu
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kijyokatu
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kijyokatu
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やはりどこかで聞いた「淋しいとシんでしまうのは兎では無く人間だ」というのは事実らしい。
ママ友くらいいなかったのか?
kijyokatu
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kijyokatu
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