722:鬼女の生活|スカッとする話まとめ 2009/03/01(日) 21:00
ウトメ(舅、姑)は会社を経営していて、夫は違う会社に勤務している。

実質この会社を牛耳ってやった。

私はウトメ会社にパート勤務していたが、
不況でウトメに「時給を下げさせてほしい」と頭を下げられた。

私自身はローンなしの持ち家で、夫の稼ぎがあるから、
パート給料が多少下がっても何とかやっていける。

でも社員さん達は子供もいるし、生活がかかってる。
パートさんだってその給料で子供を私立大に通わせてる人もいる。
経営者一族として、そこは我慢しようと思った。
(元々稼ぎたいのならよそで働いた方がまし)

承諾したらウトメは喜んでくれたし、私もそれで良かった。
ウトメもこれから節約して、今は会社の事だけ考えて行くと言った。

そして会社も創立ウン十年にもなれば昔からの従業員さんも定年が来る。
新しい人を入れるが、すぐに勤務何十年の人と同じように働ける訳じゃない。
と言う訳で、私の仕事も増え、安い給料で必死に頑張った。

無給の早出残業もし、今までしていなかった仕事もこなしつつ、
新人さんに仕事を教えた。

トメはそんな私に何度もお礼を言ってきた。
ところが節約すると言ったウトメは生活を変えず、
次々と欲しい物を買い、
一つ一つは数万程度でも、
「その家電一つ買うのを我慢したら、私に今までと同じ給料払えるじゃないか」
会社の為を思って安い給料で社畜の様に働く私にはムッと来る。

まあ単純にそういうものでもないので思っても言わず、夫にも愚痴はこぼさなかった。
そのかわり会社の事での無駄使いは一切許さず、それにウトメがイラついてきたらしい。


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